ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

広島を拠点に活動するギタリスト/尺八奏者のブログです。
ウェブサイト http://marumogata.weebly.com

カテゴリ: 雑記

目の前のことをこなすことに精一杯で
自分の好奇心に蓋をしていないだろうか?

ということで、昔好きだったギタリスト(今も好きではありますが)
の曲で中途半端なまま終わっているもの復習をやったりしてます。

いつ何時何があるかわからない時代ですので、もし何かあった場合
「あぁ、Steve VaiのFor The Love Of Godをマスターしておけばよかった...」
とか何とか思わないようにしたいわけで。

ギターを弾き始めた頃にまったく情報がなかった(どこから情報を仕入れるかすらわからない)
頃にたまたま本屋さんで見かけた雑誌に出ていて好きになった Mr.Big

弾けた曲も、弾けたようになった気になって忘れている曲もありますが、
当時売られていたタブ譜を見て投げ出した曲もたくさんあります。
こんな運指無理じゃ!と。

時間が経って、改めて入手(当時は人に借りて読んだ記憶が)見返してみると
そして音源を聴き直してみると、タブ譜のデタラメさが分かるようになったとともに
「これ、楽譜に起こせば意外とすぐできるんじゃないか...?」と思い立ち、1曲ギターソロを
コピーしてみました。

 

タブ譜みても、音を聞いてもよくわからなかったギターソロが
採譜、練習合わせて1時間くらいでできるようになっているではありませんか。
(本当に当時の楽譜で自分を含め何人のギターキッズがギターを放り投げたんだろう、
といいたくなるような人間には演奏不可能な譜面でした)
 
と、和楽器やらなんやらやりたい事がたくさんある中でやる事を増やすのは大変ですが
楽譜の間違い探しみたいな感じでパズル感覚で色々と解析していこうと思います。
耳を鍛える、というのは楽器問わず大事なことなのでね、相互作用、相乗効果は期待できます。

学生のころはスロー再生する機械もなかなかなくて、力ずくで音源に合わせてコピーをやっていたので
限界があったのかもしれませんが、今やスマホアプリで簡単に速度を変えられる、
何度も劣化なしに再生できる(もちろん音程はそのまま)
なのでテクノロジーの進歩に感謝。

下手にがむしゃらに練習するよりはじっくり音を聞いて耳コピする方が色々発見があって
できることも増えて楽しいよ、
どうしても無理なことに見切りをつけることも大事だけど、
あまり目移りせず、すくない課題をじっくりちゃんとマスターして乗り越えていくことも
大事だよ
、、とがむしゃらに練習してタブ譜サーフィン (ちょっと弾いては次、を繰り返す)
をしていた20代ごろの自分に伝えてやりたいです。
 

昔から、細かいスペックについての話題が苦手でした。
好きなもののスペックを調べるのは好きだったのですが、
結局最終的には好みだよね、という結論を自分で出してしまっていて。

学生時代で言うと 、受験シーズンになるとどの学校が偏差値がいくらでどんな学校で...
という情報を持っているやつがいてそれについて盛り上がっていたり、

その後はパソコンのスペック
バイト時代は車好きなバイト仲間が数人集まっていたけど、車のスペックの話
(まぁこれは単に車に興味がなかっただけとも言える)

ギターにおいてもそうで、エフェクターやパーツの材質、木の話
自分的には使えて不快でなければいいや、くらいの感じでアンテナが立たないので 
こまかい話にあまり乗れない(そんなに吟味するお金がないと言うのもある笑)

尺八に関してはどうだろう...これは自然の竹を使う特性上、製品にバラツキがありすぎたり、
別の事情もあるので一概に言えませんが
最新のメタルがいいか、竹がいいか、3Dプリンタがいいのかとかは
人による、としか言えないのでそこまで。上と同じく自分的に使えて...という話。

結局、興味のない人からしたらどうでもいい話題、というか
ビンテージのギターを持った途端にギターが上手くなるわけでもないし、
超高級楽器を使っていても、安いものを使っていても本人が満足できるものならなんでもOK。
 
中途半端ながらいろんな楽器に手を出しているのも、
好奇心が一番ですが、偏りたくない、という意識があるのかもしれない。

傾向として各楽器の人は(ボーカルも含め)自分の楽器への愛が強すぎて
自分の楽器だけ、細かいところばかりを気にしがちになります。
もちろん細部に神を宿すべく努力するのは大事なことですが

一人でやるならともかく、いろんな人、モノ、楽器が関わる場合、
全体としてのバランスや役割が調和してないと意味がないわけで、
ついつい注意散漫な自分は色々なものを見てしまいたくなるのでした。

でも、最近ギターのケーブルを少し高いモノを買いましたが
なんとなく曇っていた音が細かい音が聞き取れるようになって
とてもいい感じです(笑)

予算や時間に制限がないなら可能性のある全てのものを試して一番合うものをセレクトしたい!
とは思うのですが
結果選んだものが一番値段の低いものであってもそれが自分にとってのベストなんだろう、
ということです。

 


昨日は某結婚式会場でのガーデン人前式での演奏でした。
某ギタリストの代理という形で入り始めたわけですが…

人の多いところが前よりもどんどん苦手になっていく昨今

ほっとくと弾きこもったり山に行って自然と戯れたり、人里離れたくなってしまいがちなので、たまには外に出て幸せな人たちの顔を眺めながらギターを弾くのも良い気分転換になって良いな、と思いつつ、庭に生えてる草木の方が気になってつい観察してしまいます。

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実家にあったエレクトーン。

たぶんこのモデル。

姉二人が習ってました。

カスタネット、ハーモニカやオモチャの鍵盤もあって遊んでいたのかもしれないけど、ちゃんとした楽器といえるものはコレ。
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部屋が狭く、姉も使わなくなったので、ある時バラして片付けてしまいました…今思えばもったいない。

幼稚園かそこらの小さい頃、いつも居間でゴロゴロしながら姉の練習する音を聴いてた記憶があります。何度も弾くから曲を覚えてしまったりね。いつも間違える場所も覚えたり(笑)

赤や黄色のカラフルなボタンやレバーが沢山付いていて、押したり引いたりすると音色が変わって、それが楽しくてこっそり忍びこんではおもちゃのように触っていました。勝手に触ると姉に怒られるから、いない時を見計らって、こっそり。

一つ鍵盤を押すだけで和音がなったりだとか…
レバーは壊れているのもあって、触っても音が変わったりかわらなかったり。
最後ら辺は鍵盤自体が外れたり音が出なくなったり…

高校の時はなぜか自分が音楽の合唱のテストでピアノを弾くことになり、これで猛練習しました。音域足りませんでしたがそこはイメージで。
(この頃には姉も既に習ってなかったので自由につかえた)

姉二人は習わせてもらったのに、自分はなぜなわらせてもらえないのか…といつもお預けを食らっていた反動か?
ギターを弾き始めてもその欲が止まる事なく今に続いてます。

習わせてもらって、やりたくないと言ってる人を見るのが本当に勿体無いなぁと思いつつも、そりゃあやりたくない事をさせられても面白くないよね、と納得もします。

協調性も計画性もなかったので、習わされてたら義務感になってしまって逆に続いてなかったりして…とも思ったり。

ベースとメロディの関係とか、和音だとか、結構このエレクトーンから無意識のうちに学んだ事は多いのかもしれない。

ファミコンも一緒かな。ベースラインとメロディが土台。

初期ドラクエやFFを小学校低学年の頃から遊んでいて、
最初はパスワードの意味もわからず、 毎回最初から遊んでできるところまで行って終わり。
みたいなことをやってましたがそのうち分かるようになり先にすすめるようになりました。

小学生の当時、ゲームばっかりしてた割に
学校の成績は良かったんですけどこれはRPGやってたおかげでは…?
とふと思って。

親世代もファミコンを飛び越えてスーファミ世代生まれ、
とかゲームがあるのが当たり前の世代になった今、
「ゲームばっかりやってると成績落ちるよ!」
ということはまだあるのでしょうか…
まぁ確かに学校の勉強「も」しないといけないでしょうが。

RPGで攻略する算数
RPGで攻略する国語
etc.

みたいな本があったらいいなぁなんて。
もちろんイラスト付き。
本じゃなくてアプリでもいい。
(なくてもゲームすれば解決なんですが)

たとえば…
ゆうしゃのMPはいま14です。ホイミをいっかいつかうのにMPを3つかいます。 
あとなんかいホイミがつかえるでしょうか。
またつかいきった時にのこるMPをこたえよ。
(こたえ :4かいで2MPのこる  14 ÷ 3 = 4あまり2 )

みたいな…
ゲームやってる時つねにこういう事を考えながらとか
あとお金をどれくらいためたら欲しい武器が買えるか、とか
算数の要素は気づかないままに色々存在していたし、
パーティの属性(戦士系、魔法使い系とか人間、エルフ、ドワーフなど種族による特徴とか)
を色々知ることができたり。

登場人物と色々会話してその言葉の中から
冒険をすすめるためのヒントを読み取って
次にすすまなければいけない。
これは国語力そのもの。
映像が強いため活字ほどではないがストーリーや
会話を追って登場人物の心象を感じ取るとか。

ときどき子どもにとって意味不明な言葉が出てきますが、
そのうち分かってくる(語彙力)
※ふがいない、とかw

理科
弱点とか属性の話。木の魔物は火系の攻撃に弱いだとか。

社会
ゲームの背景になった世界の知識、北は寒い南は熱い
神話や中世の歴史、ポケモンなら動植物の知識
まったくの無からゲームの世界観を作ってるということは稀で
だいたい下敷きとなる文化があったりしますよね。
中世だったり古代、日本、近未来、宇宙 etc.

英語
ゲームにもよりますが、火の魔法はファイア。。。。
的な直接的な名前がついていると語彙力。

事実、FFの魔法の知識は直接的で
英語の単語テストに役立った記憶があります。
そうかメテオ(meteor)は隕石か、サイレスは沈黙(silence)、グラビデ(gravity)、リフレク(reflection)
他にも色々…
厳密には違うものもありそうだけど連想の手がかりとしては十分。

機械的に言葉を覚えるのは苦痛だけどゲームの世界ならすんなり覚えられる。

スマホゲームに多いなぞるだけ、とか連打系、放置系
はたいして勉強にならんと思いますが
しっかりしたRPGはいいと思います。 

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