ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

広島を拠点に活動するギタリスト/尺八奏者のブログです。
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カテゴリ: 尺八

これまでも何度かブログでも書いたりしてますが、地元の邦楽会に一石を投じる…つもりはそんなにないのですが、5月26日の呉三曲演奏会で自作自演の曲で出演します。


※僕は三曲会員ではないので通常チラシに名前は乗らないのですが、作曲者として登場。


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おそらくこういうケースは前例が無いとは思いますが(笑)

快く受け入れてくださった先生方に感謝です。


三曲演奏会とはいいつつも現代の作曲家の曲もありますね。


邦楽曲…とはいいつつもポップス、ロックで作曲する時のモードで作っているので、比較的わかりやすいんじゃないかな、と思います。


譜面を一つ一つのパート(尺八、筝、十七弦、三味線)作ってそのとおりに演奏してもらってる時の楽しさはなんたるや。


いつものフィールドである、ポップスやジャズでは楽譜に記すのはメロディ、コードくらいで演奏は基本的に演者にお任せなので、一字一句というか、パソコンでプログラムのコードを書いて、その通りに走らせ、ちゃんと動いた!みたいな楽しさがありますね。書いてる時はチマチマとした作業が続き大変ですが。


本番までに出来る限りよりよい演奏に仕上げて臨みたいと思います。

昨日は筝、三味線、尺八による和楽器編成のオリジナル曲(初)

の尺八パート練習でした。


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今日は僕は演奏せず、楽譜の解説や訂正などのみ。本番ではベースにあたる十七弦の筝を演奏します。


楽譜に全てを書ききれないので色々突っ込まれるのですが、それすら含めて面白いとともに

昔の作曲家の楽譜も、譜面に書かれた情報だけで完全に作曲者の意図通り解釈するのは無理なんだろうな、

という思いにもかられました。


普段の活動でもオリジナル曲をやることが多くなりましたが、だいたいがコードとメロディだけ書いてあとは各々よろしく!という場合がほとんどです。ソロギターに至っては楽譜もなかったりします。


全パートの譜面をきっちり書いて演奏してもらうのは初めてなんで、楽譜作成から演奏してほしい内容を伝える事から含め大変なのですが、既存曲と比べて、自分の解釈でダイレクトに演奏を変えられること、

なにより自分の書いたものを人に演奏してもらう事の楽しさ。


なるべく誰でも合奏できるように、比較的簡単になるように心がけました。

ともかく初演が楽しみです。


5月26日の呉三曲会の演奏会で初演予定です。


ふと思い出して。

祖父が、父の幼少期の頃まで上田流尺八の指南をやっていたということがきっかけで、尺八が残っており、尺八を手にしたことが僕が尺八を始めるきっかけでした。

大学卒業するかしないか、というタイミングで色々迷い道に入っていた時期でもあります。

後を継ぐだとか、尺八の演奏に魅せられてというきっかけもなく、楽器を吹かせてもらって割と音がすぐにでたこと、他にやってそうな人が周りにいなかったこと、行き詰まっていたギタープレイにも良い影響が出るかな、とかいう軽い理由で尺八を始めたのでした。

尺八を始めてしばらく経ってから、伯父から、倉庫にしまわれていた当時の尺八譜を譲り受けたのですが、三曲合奏とか、楽譜だけではどうにもならんやつが多くて僕も押入れにしまったままにしておりました。

で、祖父の自作の曲の楽譜があった事を思い出し引っ張り出してみました。

尾方芳泉 (ほうせん)という名前でやっていたそうです。

父の小さい頃という話なので昭和30年(1955年)前後でしょうか…

「春雨」というタイトル。
…こりゃ、ほっとくと紙が朽ちて無くなってしまいそうだ。
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丁寧に手書きされてます。
僕が小さい頃から手が震えてるくらいの
おじいちゃんでしたから、こんな字を書くイメージは全くありませんでした。

毎年のように親戚で集まった祖父の家で筝や三味線、尺八と合奏が行われていたのかな…
と思うとなんだか不思議な気分です。

そういう写真も録音もまったく残っておらず、祖父の家に飾ってある免状だけ。

三弦の調律が書いてあるということは
三弦と尺八の合奏なのか…

もはや尺八譜だけで、ページも足りないし、どんな曲なのか窺い知ることはできません。歌詞も書いてあるし。

楽譜をもらった頃はまだまだ初心者でこんなの吹けるかい、と思っていたのですが今なら吹けそうです。

とりあえず吹いてみるかな…

祖父は2011年、僕の結婚式の前日(!)に亡くなったのですが、尺八を始めた事をとても喜んでくれて、僕の演奏を聴くのを楽しみにしてくれてました。

結局、演奏を聴いてもらったのは祖父の法事の時でしたが…
唇震えて聴けたもんじゃなかったと思いますが、喜んでくれたでしょうか。

一度だけ演奏会に誘ったことがあるのですが、
当時既に90前くらい?で1人で車に乗って聴きに来てくれようとしたみたいです…
が道に迷ってしまったらしく、
演奏を聴いてもらうことは叶いませんでした。

だから僕はやらなきゃいけない、
という使命感を感じてる訳じゃなくて
単に尺八が面白くなってしまって今に至るのですが、

いつも1人で詰め囲碁みたいな事をやっていた祖父のため、対戦相手を、と自分がプレゼントしたプレイステーションで80過ぎで囲碁ゲームを始め、一番強いレベルのコンピュータに長考させて、一手打って寝て待つ(当時は3時間くらいコンピュータが考えてたらしい)みたいな事をやっていたゲーマー気質と音楽好きの血は確実に受け継がれているのでしょう。

当時は機械学習のAIもまだまだだったでしょうし、インターネット接続もパソコンも今ほど手軽にできなかったので(祖父の家にゲームだけの為に勝手にネット回線を引くというのは事情もあり不可でしたし)パッケージ版の囲碁ソフトをやるしかなかったのですが、今ならそれこそスマホアプリででも、オンラインで簡単に色んな人と対戦できるので、それで世界の人たちと対戦やって欲しかったなぁ…と思うのでした。

SNS等では告知しましたが、こちらでも。

21日(金曜日) HFM 「庄司悟のカウントダウン魂!」
に単独ゲスト(!)としてオガタマモル出演いたします。
18時過ぎからの予定です。

尺八持ってきて、って言われてるので何かやると思います^^

http://hfm.jp/tops/guest/ 

ギタリストとしてじゃなく尺八奏者として
がフィーチャーされることが多くなりつつあるので
もうね、いつギターを捨ててもいいように準備しておきますよ。

と、いう冗談はさておき。

イオンモール広島府中のフタバ図書内のスタジオで公開生放送をやっておりますので、
お近くの方、たまたまお買い物に来た、などの方
応援に来ていただけるとちょっとうれしいかもしれません。

アイドルや大物アーティストがゲストの時みたいに観覧者で溢れかえる
ということは無いと思いますので…(^^; 

尺八教えてます、といいながら、気軽に吹けるような尺八を持っていなかったので、

この度「なる八くん」という塩ビ管尺八を購入しました。

竹の尺八に囲まれた真ん中の白いヤツです。
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なる八くん、
もちろん知っている人は知っている
が、知らない人はもちろん知らない(笑)

色々種類があるのですが、今回購入したのは
なる八くんlightといって一番安いもの
なんと2400円税別。

試しに吹いてみましたが、全然尺八として問題ありません。

こちらから購入できます。

熟練してきたら色々竹の尺八と比べて気になるところが出てくるのかもしれませんが、それはギターだろうがなんだろうが同じです。

最初から本物のうん十万する楽器を買うのが正解か?と言われるとそうではないと思います。
お金のある方は是非、良い尺八を買ってください。
音の鳴らしやすさ、音色はやっぱり違います(笑)

始めてみたい!と思った時にすぐに入手できるなら、その熱が冷めないうちに楽器にハマることもできるかもしれないですしね。

貯金したり我慢しているうちに熱が冷めるなんてこともよくある話。

最初から、間違ってもヤフオクやメルカリで謎の安い尺八を買ってはいけません。
おそらく中には当たりもあるのでしょうが、よくわからない素人?が作ったおよそ尺八とは呼べない、楽器?尺八?ケーナ?どっち?とも呼べそうにない音痴なもの(まだ音がなればよいのか…)が届くこともあります(経験済み)

さて、なる八くん
塩ビ管ではありますが、気軽にやってみるには十分すぎるくらいだと思います。
他の安く入手できる尺八
普通は10万〜15万円、またはそれ以上のものがスタンダードなのですが

このなる八くん (2400〜1万円弱)

他にはプラスチック成形の「悠」という尺八が1万円ちょっとで、
あとは木管の尺八が3万円くらい
サウンドハウスでも買えますね。
竹製でも5万円台とかのもあります。

がしかし、自分が吹いたことのないものは無責任にお勧めできないので財布と相談して色々試せたらよいなぁとは思ってます。

和とか洋とか伝統とか新しいとかとっぱらって、面白い音のする楽器の一つであると思うので、興味を持ってくれた方が読んでくれれば幸いです。


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