幼稚園の頃から遊んでいたスーパーマリオブラザーズのクリア方法は体が覚えている、
ということで20年ぶりに遊んだとてほぼ同じようにクリアできるのですが
(運動能力が落ちてる分ミスったりもしますが)

やっぱり、何度も何度も飽きずに遊んでいたからこそなんだろうな、と思います。
100回,1000回?数えたことないですがかなりの時間を費やしたと思います。

が、高校生以降に遊んだゲームというのは、それがどんなに面白かったといっても
なかなか思い出せない。あんなに感動したのにストーリーすら忘れている。

というような感じで

10代の頃にギター練習していた曲たち
弾けるようになっても何度も何度も弾いて楽しんでいました。

で、20年ぶりくらいに弾いてみると、まぁほぼ弾けます。
当時は完璧だー!と思っていたものの、耳が成長している分、曖昧だったところが
気になるようになってしまって、タブ譜も処分して手元にないため耳コピしなおしたりなんかして。

すると、20年分の知識の積み重ねでわかるようになった部分と相まってより深い理解ができたり。
当時はほんと、何も考えずにTAB譜をなぞったり耳コピしたりして覚えていました。

(この曲は25年経っているのか)


近頃はやることも増えて時間も細切れになったりして、なかなか純粋に反復回数を増やす、ということができてないことに気づきました。
新しく知った曲をいつでも弾けるレベルで覚えられることが比較的少なくなってきていました。

そこで、覚えたいものは意識して弾く回数を増やすようにしてみました。

するとあら不思議、ここ数年覚えられない、弾けないと思っていたフレーズがちょっとずつ体に染み込んでくるではありませんか。

とまぁ、昔の人はうまい言葉を用意してくれていて
「初心忘れるべからず」

いつのまにか、手持ちのできることでなんとかやりくり
してしまうようになってしまっていたんだなぁ、
と心を入れ替えて地道な反復練習に取り組んでいます。

すると音を体が覚えていく感覚が楽しくてもっとあれこれ覚えたくなるのですが、
そこは時間との戦い。
しっかり時間管理していく所存。

慣れて惰性→初心を忘れる→思い直す→慣れて惰性...
の無限ループであるので、惰性のターンをなるべく少なく終わらせるよう常に自分にアンテナを向けておかなければいけません。

どんなに難しそうでも、聴いた人に「難しそうな曲でしたね」などと言わせては、
感じさせてはいけないと思ったのでした。
(何度か実際に言われて、微妙にショックでした)

さらっと涼しい顔で、または笑顔で難曲を弾きこなしたいですよね。
つい食いしばっているような顔になってしまうのですが、まだまだ修行が足りません。


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