一週間前になりますが、8月20日(日)
都山流尺八本曲コンクール 中国ブロック大会(二次予選)
に参加してきました。

先に結果を。
3位でした。
中国ブロックでは上位二名が本戦に進出のため、
本来なら本戦に進めないのですが、繰り上げが発生し、
10月に京都で行われる本戦に進めることになりました。

中国ブロックに関しては、コントロールが効かずイメージ通りできなかった部分があり、
実力をしっかり出せていれば繰り上げではなく堂々と勝ち抜けたのになぁ、
という思いがあるし

ほんとにただのラッキーなので
手放しで喜べないのですが、折角得られたチャンスなので
この度に色々発生した自分への課題をうまくクリアして
本戦でも十分勝負ができるようにしていくつもりです。

さて尺八コンクールですが、

2014年に師範試験に合格してから、折角資格を取ったのだから
その流派がなんたるかを追求した方がよいのでは?
と思いその翌年の2015年に初参加し挑戦を続けています。

尺八を吹いて色々上手になるだけなら別に師範とか必要ないですからね。 

最初はよく分からず参加しましたが、運良く広島県で2位となり中国ブロックへ。
その後中国ブロックでは入賞はせず、ということでやっぱり厳しいな〜などと思っていました。

上に書いたように(上手になるだけなら...)と思い、辞めようかな〜などと思ったことも何度かあります。
が、心に引っかかりがあるので毎年挑戦を続けて今回で7回目(2020,21年度は開催されず)。

たぶん心が一番落ち込んでいた2017年、3回目の時だけ広島県止まりになりました。
今年を含めあとの6回は入賞したり、しなかったりですが、ここ直近の3回では
2回、同率二位でのオリンピック方式で順位が下がる、という惜しい状態でしたので、
着実に順位は上げることができています。

尺八に関しては課題曲の一曲をひたすら突き詰めるわけですが、
深く掘り下げることで不思議なことに、ギターや他の楽器でも
音の解像度が上がったな、と思える瞬間が増えました。

忙しさや目の前のことにかまけて、
なかなか一点を深く掘り下げられてなかったんだな、
と反省。

と同時に、尺八において色々自分の課題をクリアにすれば、
同時に自分の音楽全体の課題も改善するのでは?
という期待も持っています。

音楽でも遊びでもゲームでも、深く掘り下げれば何かしら
本質的な共通点が見つけられるので、
ここ最近できてなかった「ゲームの世界観に深くハマる」
という事もできるようになりつつあります(ただハマっているだけ)

音楽もゲーム感覚で、というと各所から怒られそうですが
ゲームの操作を習得したりレベルを上げたり敵を倒すかのように
何度も何度もできるまで繰り返す、という根っこの部分

ゲーム(or 曲)が作られた背景や世界をよく知り、操作するだけではなくより深くゲームを
味わって楽しむ事

繋がっていると思います。

色々とリンクさせて力を発揮できるよう、あと一ヶ月取り組んで参ります。

 
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