昔から、細かいスペックについての話題が苦手でした。
好きなもののスペックを調べるのは好きだったのですが、
結局最終的には好みだよね、という結論を自分で出してしまっていて。

学生時代で言うと 、受験シーズンになるとどの学校が偏差値がいくらでどんな学校で...
という情報を持っているやつがいてそれについて盛り上がっていたり、

その後はパソコンのスペック
バイト時代は車好きなバイト仲間が数人集まっていたけど、車のスペックの話
(まぁこれは単に車に興味がなかっただけとも言える)

ギターにおいてもそうで、エフェクターやパーツの材質、木の話
自分的には使えて不快でなければいいや、くらいの感じでアンテナが立たないので 
こまかい話にあまり乗れない(そんなに吟味するお金がないと言うのもある笑)

尺八に関してはどうだろう...これは自然の竹を使う特性上、製品にバラツキがありすぎたり、
別の事情もあるので一概に言えませんが
最新のメタルがいいか、竹がいいか、3Dプリンタがいいのかとかは
人による、としか言えないのでそこまで。上と同じく自分的に使えて...という話。

結局、興味のない人からしたらどうでもいい話題、というか
ビンテージのギターを持った途端にギターが上手くなるわけでもないし、
超高級楽器を使っていても、安いものを使っていても本人が満足できるものならなんでもOK。
 
中途半端ながらいろんな楽器に手を出しているのも、
好奇心が一番ですが、偏りたくない、という意識があるのかもしれない。

傾向として各楽器の人は(ボーカルも含め)自分の楽器への愛が強すぎて
自分の楽器だけ、細かいところばかりを気にしがちになります。
もちろん細部に神を宿すべく努力するのは大事なことですが

一人でやるならともかく、いろんな人、モノ、楽器が関わる場合、
全体としてのバランスや役割が調和してないと意味がないわけで、
ついつい注意散漫な自分は色々なものを見てしまいたくなるのでした。

でも、最近ギターのケーブルを少し高いモノを買いましたが
なんとなく曇っていた音が細かい音が聞き取れるようになって
とてもいい感じです(笑)

予算や時間に制限がないなら可能性のある全てのものを試して一番合うものをセレクトしたい!
とは思うのですが
結果選んだものが一番値段の低いものであってもそれが自分にとってのベストなんだろう、
ということです。

 
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