40年前のゲーム、30年以上前のアニメ映画...

例えば息子世代に見せたり遊ばせてみても普通に面白い!と遊んでくれるんです
どうしても今のゲームとテンポ感が違うRPGとかはちょっと厳しいかもしれないけど
アクションゲームとかルール説明不要なものはほぼ問題ない。 
初代マリオとか、初期ファミコンのゲームも今でも楽しめます。

トトロとかラピュタとか、そういうのも関係なく楽しんでるし。

なのに音楽だけは5年前とかもう古い、どれだけ売れていても知らないみたいな
現象が自分達の時代までは当たり前だった。

自分の場合で言うと、20代のころにレベッカとかのコピーバンドでギターを弾いてと誘われ
曲を渡されたけど、リバイバルでヒットした「フレンズ」以外まったく知らない。
後で調べてみるとものすごい大人気で、すごいバンドだったのだと。
でもよく知らなかった。そんな時代でした。

YouTubeが始まる前でネットも動画を配信で見るにはしんどい時代だったので、
当時はやっぱりテレビで流れなくなったら忘れられる、という感じだったように思います。

音楽好きな人が自分で調べたり掘り下げたり....
自分も興味があるジャンルは古いものに遡って、レンタルCDや中古CD、時には新品でCD買ってみたり...
でもそんなことをしてまで音楽聴く人は一握りだったし、そんな自分でも
興味の外にあるジャンルは1年、2年前の曲でも分からなかったり。
(雑誌などで知って興味があっても、お金が足りなくて聴けない曲もたくさんありました)

最近はいろんなものが古いものも新しいものも同時に低コストで知ることができて、
おかげで2000年代は消えていた、忘れられていたような人たちが新しい媒体で再評価されて出てきたり、
日本で忘れられたコンテンツが海外で再評価されたり、いい時代になったなぁ、と思います。
自分も名前は知ってるけど、聴けなかったミュージシャンの曲を時々聞いたりしてます。
10代の頃はあまり響かなかったけど今聴くと意外といいじゃん、と思ったり。

技術がいくら進歩しても、人の感性ってそんなに根本的なところは変わってないと思うので。
古かろうが新しかろうが、伝わるものは伝わるんだと思います。

明らかに演奏者の演奏会のために、弾く人[は]楽しい...けど
みたいな観点で作られたような曲は
消えていってもしょうがないけど、
少なくとも自分の心が動いた音楽は何らかの形で
紹介したり演奏したりしたいなぁと思っております。 
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