広島は雨も一旦落ち着いたので続きを書きます。
週末また降りそうですけどね…

過去を振り返ることで今の自分のルーツを再確認する、
というコーナーです。
自分語りをつらつらとしているので、
ためになることが書いてあるわけではありません。

前回 はミニ四駆と地域格差について 

いちおう時系列に書きますが、
話の途中であれこれ時間軸がずれるかもしれません。 

さて、ぼちぼちギターが出てくると思います。

小学校の間は特に音楽に対する意識をほとんどせず
リコーダーでドラクエの曲をコピーして遊んだり
エレクトーンでドラクエの曲の楽譜を見つけて弾いてみたり
したくらいです。ちゃんと弾いたかどうかは記憶にありません。

自分もこれをやってみたい!という強い思いがあったわけではありません。
手近にあるおもちゃで遊んでいただけという。

特に憧れの演奏家!みたいなものもないですし。

ただ、楽器を弾くのは楽しかったですよね。
人に見せるとか将来どうなるとかお金をもらうとか関係なく、
自分の思ったように音を作って色々遊ぶことができる。

ゲームと同じ、今この瞬間に夢中になれる、没頭できる、それが楽しかった。
周りの人にどう思われるとか関係ない、自分だけの世界ですね。
今でも、演奏中に周りの事を気にしすぎるとうまくいきません。
時々夢中に、無になれる瞬間があるのですが、いつもあるとは限らないので…

この頃から学校サボりぐせがちらほら出ていたので、
暇すぎてエレクトーンを弾いてみたり。

サボりが一番ひどかったのは中学校1年生の冬。
風邪をこじらせて高熱1週間程度、休んで、、治ったのですが
何となく学校に行きたくない。
というわけでずるずる1ヶ月くらい休みました。ある意味登校拒否ですね。

誰かにイジメられていたわけでもないですし、成績もまだ落ちてなかった。
中のいい友達も少ないながらいたので
明確な理由はその時もわからなかったのですが、
周囲と自分の意識のズレとか過剰な自意識とか色々なものが影響していました。たぶん。
休みまくって気が済んだら、あとは勇気を出して学校にいくだけ。
休んでいる間は教育テレビ見たり、録画したジブリのアニメを何度も見たりしてました。

今なら軽いうつだとか何だとか診断が下りそうですね。しらんけど。

このへんで、JPOPはミリオンヒットとか続出してきて、音楽番組も増えたり変わったり
姉も色々聴き始めてたのでその影響を受けて自分もちょっと音楽に興味が出てきます。

上の姉はドリカム。下の姉はXとか好きで
エレクトーンの練習とともに部屋から漏れ聞こえる音楽を聴いてました。
(ドリカムはひたすら流れてたので曲名は知らないけど曲は結構知ってます笑)
(Xはギターを始めた関係で自分も聴くように弾くようになり、結構詳しくなりました笑)

僕は、あまり説教臭いというか、無理やり明るい、元気をあげようとしてくれてる
歌詞の音楽が好きになれなかったので音楽番組も聞き流していました。
今の言葉で(今の言葉なのか?) 陽キャの音楽ですね。間違いなく僕は陰でしたから。

で、僕はなぜか姉が聴かなくなったからあげる(売って?)
というカセットテープとシングルCDをもらいました。

それが当時すでに解散していたユニコーンでした。
「大迷惑」のシングルと「VERY BEST OF UNICORN」と「ヒゲとボイン」のカセット。
カセットの方は長さの都合で「人生は上々だ」がA面途中で終わっているという。
他にスピッツやXのカセットとかも確かありましたがその当時はあまり聴いてません。
今は大好きですが。

ロックバンドがサラリーマンの歌を歌ってる。。
甘いラブソング(甘くないラブ?ソングはあった)とか頑張れソングを全く歌わず、
世の中を茶化したり面白く歌っているのが楽しくて
毎日そのCDとカセットを繰り返し聴いてました。

学校にいって授業が退屈でも音楽が脳内再生できるくらい。

シングルCD1枚、カセット1,2本、
あとはCD-ROMで発売された天外魔境Ⅱというゲームのサウンドトラック
(後でしったけど音楽は久石譲さんでした)
始めて自分のお金で買ったファイナルファンタジー4のアレンジ版アルバム
-ゲームの音楽をアイルランドのミュージシャンを使ってアレンジ。ケルトな感じが好きでした。
(ゲームのCDをCDプレイヤーにかけると音楽だけが流れてサントラになった!)
これを日替わりで寝る時に聴きながら寝ていました。
宿題するときもかけっぱなし。
まだギターは初めてないかな。

というわけで、
いちおうロックバンドの括りだけどジャンルが良くわからないバンドと、
インスト音楽 - ゲーム音楽、民族音楽の流れ(アイルランド→日本へと向かいますが)
という自分の志向、要素はこの中1の時点ですでに確立されていたのでした。

続く。
IMG_0274
当時のカセットテープも車も電話も無いけれど。
FF4の方の植松伸夫氏のインタビューをずっと読んでました。

音楽の話を書くとそればっかりになるので
もうちょっと当時のエピソードを絡めたいと思います。。
スポンサードリンク