昨日はAcoustic Night Kure 59回目でした。
いわゆるオープンマイク的なイベントです。

そんなに回数やってるのか…という感じもしますが。
今回はいつも使わせていただいているお店が使えないため、

呉市広のCaffe Vaさんで開催(ありがとうございました!)
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JRの駅的には2駅ほど離れた場所変更にもかかわらず、
参加してくださったみなさん、演奏を聞きに
来てくださった方ありがとうございました。

通常ならいつものお店が使えない場合は延期または中止にするのですが、
今回、出産を控え、活動中止前の演奏納めにしたいという夫婦が参加のため
場所を変更して行いました。

僕も最後の演奏を聞きたかったですしね。

Acoustic night kureというイベントで出会った夫婦なのですが、
最後の曲をきいたときに、今までその二人が別々に、そして一緒に出演してきた
アレヤコレヤが走馬灯のように
…出てくるわけはありませんが、なんだか感慨深くてジーンと来てました。

その後締めでいつも自分が演奏しているのですが、「ジーンとした」
としか言ってない記憶があります(笑)

写真で写っているkuniさんとも同時期に会っています。
当時はギターの弾き語りをされておりましたが、諸事情によりピアノに転向。

楽譜を見る余裕がないということで全部覚えてこられてます。
演奏内容を覚えて臨んでいるせいかわかりませんが、
それ以前の演奏よりもグッと来る率がかなり高くなりました。

暗譜についての議論はさておき…(長くなるので別で書きます)

そんな風な、繰り返し出てくださる方の変化を見るのも楽しみです。
今日は調子いいな、悪いなとか、上手くなったなぁとか…

前回はそうでもなかったあの曲が今回はなんかグッとくる演奏だな、とか。

完成された興行としてのライブを見るのとはまた違った楽しみ方かと思います。
何度か引き合いに出すのはスポーツ観戦? 
好きなチームが勝つことも負けることもあるし、選手が絶好調のときも絶不調の時もある。

個人的には、オープンマイクとしては呉という土地柄を考えてもまぁまぁ
自分の思い描いた形に近いものになっているなぁ、と思っています。
内輪ノリにならず、敷居も高すぎず(と思ってます。人前で演奏したことのない方も歓迎!)

僕の書き方がいつも演者寄りで、
聞きに来るお客さんを置いてけぼりにしないか?という意見も以前ありましたが、
このイベントに関してはそれでいいんです。
知らない曲ばかり演奏されようが、
挑戦する姿勢をみてもらえれば、それで何か感じてもらえれば。

あと、
イベントを通して出会った人どうしが新たに何かを始めたり、
イベント起こしたり、そういうのを見るにつけ

ほんと一回一回のイベントの規模は小さくて、
人も集まらない時もあって、やる意味を見失っていた時もありましたが、
直接的、間接的に何か誰かの役に立ててるんだなぁという実感が
少しづつ最近は持てるようになりました。

音楽そのものが仕事に役立ったり、
直接なにか得をするということはなくても、
人前で始めて演奏してみようとか、
今日はやったことのない曲を始めて演奏してみようとか…
それぞれの小さな勇気ある一歩みたいなものを
踏み出すためのきっかけになる場所になっているのであれば。

何かと言い訳をつけて抵抗する自分自身に
逆らって何か新しいことをする、という経験は
多分巡り巡って人生に良い影響をもたらすのかなぁ、と思ってます。

それは予想できるようなことでもあるし、
時々予想できない面白いことが起こることもあります。

何より、これを書いてる自分自身がいろいろ気付かされます。
結構及び腰がちだし、浅く物事を捉えて分かった気になりがちなのでね。

第何回まで続くのか正直わかりませんが、突然次回で終わるかもしれませんし(笑)
可能な限りは続けてみようかなと思ってます。

何より締め演奏で最後に出ていく自分が一番緊張するので
毎回、試練を受けているような感じですので。

Acoutic NIght Kure (Facebookページ)
https://www.facebook.com/Acousticnight.kure/
 
オガタマモル 2018年11月の演奏予定
http://www.ogatamamoru.com/archives/77999965.html 
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