ソロギターも、尺八も、その他楽器も、
本腰入れて練習を始めたのは独立してから、またはすると決心してからだったような気がします。
そんな、後から始めた和楽器やソロギターによって自分の活動が支えられてるな、と思いつつ
どの楽器がメインかわかりませんねーと、いつも答えていた私ですが、
やっぱり根っこのギタリストの部分をしっかり太くしていかないと、
他も痩せて枯れていってしまうな、と思っている昨今です。
最初は母親の持っていた半ジャンク状態のクラシックギターを押し入れから発掘して
ギターの練習を始めたわけですが、そこからメインはほとんどエレキでした。
足にしもやけを作りながらコロラドブルドッグを練習していた記憶しかありません。
お金もなかったので、年上の人たちに誘われてバンドに参加する以外に、自分主体で何かする、
という余裕もなかったような記憶があります。
バンドマン特有のウェーイ感になじめず、そこに入りたくないな、という思いもありましたけど。
アコギも24,5歳くらいの時に初めて自分のものを購入して
押尾コータローの楽譜や南澤さんのソロギター楽譜などを買ったり、クラシックギターの曲を
色々トライはしていましたが、人前で聴かせるレベルまで練習はしていませんでした。
と、いうわけで、当時、指はすごく速く動かせていましたが、それだけでは音楽は作れないわけで。
学生時代から真剣に一つの楽器を練習したり学校で勉強してきた人たちに遅れをとっているかもしれない、という自覚があるので巻き返せるよう練習と研究の日々であります。
なんとなく、最近ちょっとずつ色々な感覚がより研ぎ澄まされているような感じがあるので
しっかり生き延びてより研ぎ澄ませていきたいと思ってます。