ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

広島を拠点に活動するギタリスト/尺八奏者のブログです。
ウェブサイト http://marumogata.weebly.com

2019年08月

モーツァルトに演歌は書けないとか、
色んな人によって様々な場面で語られてることではありますが、
 
昨日ギターのレッスンしてて、たまたまそういう話になったので自分の記録として。

昔、会社づとめをしていた頃に
海外との取引もある会社でしたので時々国際電話がかかってくるわけですが
知ってる社名や、英語圏の方の名前は聴き取れて、上司につなぐことが出来たんです
(例:トム、とかジムとか)
が、東南アジアやインドや中東の方の固有名詞が分からない。
(特に英語の訛りと電話の音質の悪さも手伝って)
聞き慣れない(頭の中に無い)社名 や 
人名(前後の流れから人名だとわかるんだけど聴き取れない)
だから。

ということが結構あって、音楽もそれと一緒だよね、という話になりました。
たぶん中東の会社の**さんも、それは「名前」なんだ、
とおぼえてしまえば聞き取れるようになっただろう。

耳が良い、悪いと才能のように言われることもありますが
(本当に一度聞いただけでで何でも再現できるような天才は稀にいる)

結局、英単語のリスニングのような知識の問題で
知っている楽器の音色、知っているフレーズ、パターンなら認識して、聞き取れる。

耳が良いと言われる人が単にその知識が多かったり、
それゆえあいまい検索(キーが違う、音のリズムが違うetc)
事もできる、というだけのことかなぁと。

検索すればわかるから、楽譜があるから覚えなくていい、ではなくて
ほんとに身につけたいものは文字通り自分の中に「吸収」する努力をしないといけませんね。

本当に語学を習得をしたかったら、
いつまでも翻訳アプリに頼ってるわけにはいかないわけです。

好きな店、好きな場所、好きな音楽…

ほっといても勝手に続くものではなく、
お金や時間をそこに費やしたり、他の人に良さを紹介したりしないと
自然には続いていかないんだな、と思う。

よくあるのが、ある店の閉店のお知らせを聞いて駆けつける人たち、
閉店セールに群がるお客さん。
時々でもいいのでそれぞれがもう少しだけ足を運んでいたら…と思う。

僕自身もあまり色んな所に足を運ぶわけではないので偉そうなことはいえないけど、
大事なものは残す、続ける努力をしないと勝手には続かないんだな、と。

面白くもなんとも無いもの、タイミングを逃してしまったものを
ただ続けるために続けるのは意味がないし、つまらないものは無くなって然りだけど、
自分が面白いと思ったものは残って欲しいし続けてほしい。

「都山流尺八 広島県支部の人たちは不安よな。オガタ動きます」
といったかどうかは知りません(言ってません)

和楽器を「伝統楽器」として奉り伝統継承するのも大事なことですが、
単に面白い音色のする、いろんな可能性のある楽器の一つとして知ってほしいな、と。

ギターもそうだけど、「古典」「民族楽器」としてのクラシックギターはあるけど、
それ以外の様々なジャンルにギターは使われており、
別にギターをやる人がみんな古典や民族音楽を学ぶ必要はなく、
好きな音楽を好きなように演奏すればいいんです。

きっかけはそこでも後からギターの源流というか、
「新しい音楽」としてのクラシックに出会う、
という道でもいいと思ってます(自分がそんな感じ)

尺八も同様。入り口は何でもいい。
奥深い世界に入りたい人は入っていけばいいし、
好きな曲を吹いて楽しむ人は楽しめばいい。
たかが楽器なのだから。

裾野というか、無所属のプレイヤーがもっと増えないと、
流派や伝統を継ぐ、継ぎたいという人も生まれてこないですよねきっと。

いうことで。。。
夏休みの子ども向けに尺八無料体験をやってみることにしました。
※今回、地域限定とさせてもらってるんでネットでの告知はしません。

今回、保護者も含めて10数名の申し込みがあります。
なんと。開催する前からちょっとうれしい。
企画するのはいいが、誰も来なかったらどうしよう、と思っていたので。。
動いてみるものですね。

一人でもいいんで、もっとやってみたいな、
と思ってもらいたいですね。

あとはしっかりと内容を伝えられるよう自分が頑張るのみ。IMG_4707

(最近は至る所でみかける、フリー素材のいらすとやさんに始めてお世話になりました)


初期ドラクエやFFを小学校低学年の頃から遊んでいて、
最初はパスワードの意味もわからず、 毎回最初から遊んでできるところまで行って終わり。
みたいなことをやってましたがそのうち分かるようになり先にすすめるようになりました。

小学生の当時、ゲームばっかりしてた割に
学校の成績は良かったんですけどこれはRPGやってたおかげでは…?
とふと思って。

親世代もファミコンを飛び越えてスーファミ世代生まれ、
とかゲームがあるのが当たり前の世代になった今、
「ゲームばっかりやってると成績落ちるよ!」
ということはまだあるのでしょうか…
まぁ確かに学校の勉強「も」しないといけないでしょうが。

RPGで攻略する算数
RPGで攻略する国語
etc.

みたいな本があったらいいなぁなんて。
もちろんイラスト付き。
本じゃなくてアプリでもいい。
(なくてもゲームすれば解決なんですが)

たとえば…
ゆうしゃのMPはいま14です。ホイミをいっかいつかうのにMPを3つかいます。 
あとなんかいホイミがつかえるでしょうか。
またつかいきった時にのこるMPをこたえよ。
(こたえ :4かいで2MPのこる  14 ÷ 3 = 4あまり2 )

みたいな…
ゲームやってる時つねにこういう事を考えながらとか
あとお金をどれくらいためたら欲しい武器が買えるか、とか
算数の要素は気づかないままに色々存在していたし、
パーティの属性(戦士系、魔法使い系とか人間、エルフ、ドワーフなど種族による特徴とか)
を色々知ることができたり。

登場人物と色々会話してその言葉の中から
冒険をすすめるためのヒントを読み取って
次にすすまなければいけない。
これは国語力そのもの。
映像が強いため活字ほどではないがストーリーや
会話を追って登場人物の心象を感じ取るとか。

ときどき子どもにとって意味不明な言葉が出てきますが、
そのうち分かってくる(語彙力)
※ふがいない、とかw

理科
弱点とか属性の話。木の魔物は火系の攻撃に弱いだとか。

社会
ゲームの背景になった世界の知識、北は寒い南は熱い
神話や中世の歴史、ポケモンなら動植物の知識
まったくの無からゲームの世界観を作ってるということは稀で
だいたい下敷きとなる文化があったりしますよね。
中世だったり古代、日本、近未来、宇宙 etc.

英語
ゲームにもよりますが、火の魔法はファイア。。。。
的な直接的な名前がついていると語彙力。

事実、FFの魔法の知識は直接的で
英語の単語テストに役立った記憶があります。
そうかメテオ(meteor)は隕石か、サイレスは沈黙(silence)、グラビデ(gravity)、リフレク(reflection)
他にも色々…
厳密には違うものもありそうだけど連想の手がかりとしては十分。

機械的に言葉を覚えるのは苦痛だけどゲームの世界ならすんなり覚えられる。

スマホゲームに多いなぞるだけ、とか連打系、放置系
はたいして勉強にならんと思いますが
しっかりしたRPGはいいと思います。 

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