ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

広島を拠点に活動するギタリスト/尺八奏者のブログです。
ウェブサイト http://marumogata.weebly.com

2018年10月

10月後半の出演予定です。
調整中のものがあり、予定増えるかもしれませんが確定次第アップします。 


1021日(日) 

呉市秋の文化祭 120回三曲演奏会 

12:30開演(16:30終演予定)

いつもは尺八(筝)で出演しているのですが、今回尺八お休みで

地唄の茶音頭という曲で、三味線で出演します。

8曲目の出演予定です。


1030日(火)
呉市で定期開催のオープンマイク的イベントです 

Acoustic Night Kure #59 

19:30 入場無料(ドリンク注文お願いします。

Cafe Felix 

広島県呉市 呉市中央3丁目11-16 パークアベニュー 8

手を休めているとサボってる、
と思ってしまう事がフリーランスになった今でも時々あります

会社員のように8:30-17:15拘束されてるわけではないし、時間の使い方は自由なんですけどね。

会社勤め以前のバイトの時の考え方が時々顔を出してるような気がしてます

バイト先はホームセンターでしたが、
レジを打ったり品出しをしたり
それがないときは商品の陳列の整頓をしたり

他のバイトと喋ったりもありましたが
何か手を動かしてないと落ち着かなかった気がします

…多分。

今現在は
仕事、といっても採譜だったり
音楽を聞いたり楽器を弾いたり
レッスンやリハーサルの準備の楽譜作成や練習
そういった類のことがほとんどなので

趣味も楽器演奏だったりするので
仕事との境目はあいまいです。

ゲーム音楽のバンドにも所属していたりするのでゲームをやることも大事だったりします(笑)

本当は一度に一つにのめり込んで
やりきる方が得られる事が多いし効率もいいと思うんだけど、
ついバランスを無意識にとろうとして
あれもこれも、となってしまう癖がついてるので

少しずつそこから脱却中です。
今日はこれ一つだけをしっかり練習する、とか

そのおかげか、数年かかって適当な仕上がりだった曲が少しずつ進むようになったり、
出来ないまま放置のものが少しずつクリアになってきている気がします。

宿題は溜め込んでいるのでまだまだスッキリはしてないけど

自分の納得いく形で色々アウトプットに繋がるように進めていきます。

ここ数年、数をこなすこと、目の前のやるべきことをやることに比重を置きすぎで
なかなかじっくり取り組んだり自分を深める方向に持っていくことが出来てなくてフラストレーションを抱えていたのですが、ようやく脱却できそうな流れになっております(笑)

弾けなかったフレーズや奏法が一つできるようになるだけでも嬉しいんです、未だに。

決して暇になったわけではないし、数年前より仕事量は増えたし、自分だけのために使える時間は年々減っているので
時間の使い方を少しだけ変える事にしました。



小さい頃は疑問に思った話題をずっと一人で考え続け、
周りの話題が別の話題に移ったのに気づかずに
質問したり納得したりして声をあげると、
「まだその事話しとるん?もうええじゃろ?」
とお茶を濁されることがよくありました。
空気が読めなかったのでね

そんな感じの話題ですが

10代の頃 ギター歴の割にはギターが上手く弾けた方だったので、

「若いからいいねぇ」的なことを当時20代の先輩方に言われて、
まぁそんなもんなのかな、と思っていました

で、今30代も後半にさしかかり…和楽器やってて
「若いから飲み込みが速くていいねぇ」
的なことを和楽器の先生方に言われます。

そこで疑問。

自分、最初に「若いから」と言われていた先輩方の年齢をとうに超えました

待てよ…これは若いからではない。
「分からない問題を分からないままにこなしているから」
ということではないだろうか。

そりゃ若いほうが肉体的にも元気だし回復力なども早いから負荷をかける事が
容易なのかもしれないけど、そういうことではない。

逆のことが自分にも当てはまるけど
あるギター曲や理論などの難しいところ、
楽譜が込み入ったところをできないからといって
投げているものが多数あります(笑)
時間が経ったらいつか上達してできるようになるかもしれないな…なんて思いながら
何年も経って、楽譜を久しぶりに開いても

当然弾けるようにはなっていません。
別の曲で類似のフレーズや運指が出ていて
弾けるように練習した、などあれば多少楽になっていることもありますが

そのまま時間が経てばそのうち弾ける、そんな時は来ません。
初心者ならまだしも、ある程度難しいものになると
個別に対策を立てて撃破しないと攻略できません。

難しいこと、分からないことに向き合うのは時として
好きな事であっても面倒くさいなぁと思うことがありますし
ある程度楽器が弾けるようになってからはなおさら、
「今できること」の範疇に逃げたくなります。

ただ、闇雲に力ずくで練習するのが間違ってるのは
前のブログで書いたとおりなのですが、

今、できる自分、というものに対するプライドを捨てて
一個ずつ初心者のように丁寧に取り組むのが大事なのだろうな、と思います。

…でも、
できないところ一つに固執して100点を求めすぎて、
練習が楽しくなくなったり、
アウトプットができなくなったり、
他のことが進まなくなるなら一旦置いといて、
手のつけられそうなレベルのものを
探す方がいいとは思いますけどね。


 

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