ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

広島を拠点に活動するギタリスト/尺八奏者のブログです。
ウェブサイト http://marumogata.weebly.com

2017年08月

例えば、世界各地色んな場所を旅行して、
色んな国の人と出会って仲良くなって
世界各地の色んな文化を吸収して。

意外と自分の生まれた家の半径100m以内の事はよく知らなかったり。

ふらっと散歩してみたら、色々と面白い人や物が徒歩圏内にもあるじゃないか、
という発見をすることもある。

近すぎて見えない、見ようとしない、
敢えて地元民はそんなところ行かんよ、みたいな。
そんな所に目を向けてみるのもいいかもしれない。


音楽を専門に学んだわけではないけど、
やっぱり見過ごされてるのか日本の音楽。

これは日本の音楽をやって来た先達自身が敷居を上げているようなところもあるけど…
だから、その敷居なんか関係ないね、とやって外国から和楽器を学びに来た人が
スイスイと色んな新しいことを始めたりだとか。 

そんな、ラダトーム城の宝箱…(このネタ使いすぎなので自粛)

昔やってみて、できた!と思ったことをもう一回やってみるとか、
やろうとしてできなかった事をもう一度やってみるとか
新しいことに挑むばかりが新しいとは限らない。

温故知新。ちょっと違うか。

でも、昔の「型」やルールの中で頑張って、
それで終わり、というのはつまらないので
やっぱり新しいことをしたいんですけどね。
 

小さい時の記憶があやふや、というのはよくある話ですが、人によってまちまちで、3歳くらいの事をはっきり覚えている人もいれば6歳くらいまであまり覚えてない人もいます。

もちろん、全てを詳細に覚えている人などいないとは思いますが

何が違うんだろう…と自分に当てはめた結果
「自分で選んだ事の数に比例」
という事じゃなかろうか、と。

例えば、中学の時に、ギターが上手なお兄さんの家に遊びにいった事…

高校時代…
終業ダッシュでギターを弾きに家に帰ってたこと、文化祭で映画を作ったこと…ピアノ弾けもしないのに合唱のピアノ担当に手を挙げたこと(家のエレクトーンで練習してそれなりに形にしました(笑))
好きな子に振られたりだなんだかんだ…

自分で能動的に選んだこと、そうでなくてもショックを受けたことなど(自然災害など)、はよく思い出せます。

先日、高校時代に所属していたテニス部の合宿で泊まった場所に寄る機会があったのですが、そこで何をしてたのか、テニスをしていたのかすら思い出せず…

かろうじて思い出したのは、夜に霧が濃くなって同級の部員と1m先も見えないような道を歩きながら寝床に帰っていった、ということだけ。

夢の中のようにぼんやりしてます。
楽しい事も悲しいことも色々あったはずなのに、すべては霧の中に包まれたよう。
レイジングループか。
そうか、これが人生とは一瞬の夢という事なのか…

学校の授業も、進学も、自分でコレだ!と選んだというわけではなかったし、
学校へ行くことはあまり好きではなく「早く学生生活が終わればいい」というくらいの気持ちで毎日生きていたので…

大学も、一応地元の国立大へ進みましたが以下同文。
バイトしたこと(細かいことは忘れた)
ギター弾いたこと(細かいことは忘れた)
FF9.10あたりをよく遊んでいたこと。

大学合格時に友達とトレードしたダンスダンスレボリューションを暇に任せて遊びすぎて膝に水が溜まったこと。

そういう事は覚えてますが

学生生活の事はほとんど
今文章を書くにあたってぼんやりと浮かんでますが、何をやって何を達成したのか、記憶なし。誰かに言われたらきっかけとして思い出すのでしょうが。

小さい頃の記憶も…親にアレもコレもやってもらってた事に関してはたぶん記憶に残らないのかなぁ、と。

全てを覚えていたらそれはそれで辛いとは思いますが、ちゃんとその場の状況に流されたうえでの選択ではなく、自分でこうしたいんだ!と選択する事が大事に、と改めて感じました。

こだわってないわけではないけど、

会社をやめた直後の数年のように
ほぼアコースティックギターだけでなんとかする、という気持ちは薄くなってます。

最近は人前でアコギをほとんど弾かない月も増えました。

ギターを持たずに人前に立つことも。

要は道具なので、やりたい音楽の形が実現できたらいいのかな、と。

やりたい楽器も増えて、忙しくはありますが。

5年前まで勤めていた会社はそれなりの規模で
福利厚生もボーナスもしっかりありました。

休日も夜もなく働いている人も多くおりましたが… 

僕は…ほぼ定時で帰って白い目で(グレーくらいかな)見られてました。
有給もバッチリ取って、有給消化率と残業時間の少なさトップを課内で記録し、

なぜか怒られました。
(タイピング速度は社内3位でした(どうでもよい))

音楽がやりたかった、というのもありますが、
このまま会社に居続けて社内で出世を目指してたとえ役職がついたとして
自分のやりたいような人生は送れるようになるのだろうか?

送れると全く思えなかったから会社を降りたのである。

たぶん、辞めなければ経済的には全く困らなかっただろう。 

今は辞めて5年経ちますが未だにそんなに余裕はないです。
もっと優秀な要領の良い人ならもっといい塩梅に収入を得られていたのかもしれない。
(このへんは私の問題なのですが)

一時期と比べて、
けっこうやりたい事も思うように出来るようになってきました、が。
今の仕事量の内容や比率、仕事の進め方などなど…
自分をみて、周りを見渡して。

このまま同じやり方で5年10年と続けられるとは思わないし、
続けていきたいとは思っていない。
(もちろん音楽そのものは続けますよ)

ので、ちょっとずつ、軌道修正を試みてます。

より心がワクワクすることの比率を増やしていく。
時間の隙間を作って漫画やゲームをやる(笑)

音楽以外の好きなことをやる時間をしっかり確保する。
そのために、無駄な練習や非効率な事務作業などの圧縮を進める。

やってることは会社勤めしてる人となんら変わりはありません。
違うのは、自分で軌道修正できるかどうか。
きっと企業の中にいると自分の力よりも組織の力の方が
大きくてなかなか軌道修正はしにくいだろう。

一日中バグパイプとか笑 全く今の音楽活動と関係ない楽器や曲を練習できるように
1週間くらい仕事から離れてドラクエetc.に没頭できるように

というのが目標です。

19日の広島ゲーム音楽祭り、Game Musica Jake(GMJ)の
演奏盛りだくさんであっという間に時間が過ぎたのでしたが幸せな時間でした。
またこれについては別途書きます。ギルガメッシュ!

8月の演奏予定は…
もうありませんでした m(__)m

9月は色々あります。
9月1日 (金) 銀山ベース  シンガー友廣瞳さんのサポートで 19:00から?
9月2日 (土) 銀山ベース  エリアシ☆ピッツのMAXがMAX!! 19:00過ぎ〜
9月9日 (土) 石見銀山世界遺産登録10周年記念 奉納コンサート「龍・太鼓・琴・尺八」
     13:30〜 西性寺 
島根県大田市大森町イ1510
 太鼓:藤原康行 琴:木原朋子 尺八・ギター:尾方護
 参加費:1000円(小中学生無料)問合 :0854-89-0054

注)銀山ベースは[かなやま] 石見銀山は[ぎんざん]という読みです 

9月16日(土) エリアシ☆ピッツ福岡遠征
Livehouse CB(福岡) 
open 18:30
start 19:00
ticket 2000円(要1drink order)
http://www.livehouse-cb.com

9月18日(月・祝)  
いきいき尺八・ 筝・三弦コンサート
広島市東区民文化センター 13:00〜
出演順未定  
松下知子 作曲 「追憶の雨」
野村正峰 作曲 「眠れる春」 2曲で尺八演奏します

9月18日(月・祝)きょうこのわがままライブ
17:40 open 17:45〜 start 
八丁堀福屋10階 広島市中区胡町6-26
Restaurant Under the Sky
4,500円 食事・飲み放題付
※バースデーライブと銘打ってますが一般参加可能です
 

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