ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

広島を拠点に活動するギタリスト/尺八奏者のブログです。
ウェブサイト http://marumogata.weebly.com

オガタマモル(ギタリスト)/尾方衣山(尺八奏者)として活動しています。

木曜日にBlue Marble などで一緒にやってる尺八のりょーた氏から連絡あり
「広島和楽器倶楽部の相方(箏奏者)が急遽出られなくなったので代役お願いできませんか」
という趣旨。

ワタシ箏、りょーた尺八で何度か演奏はしたことあるのですが、
3日で出来ることと言ったら限られてくるので、
今までのレパートリー+1曲くらいの感じで代役を務めることに。

場所は西区庚午町にある「かのえ」さん。
住宅地の中にある、ギャラリー &カフェバーという感じで
民家を改装された佇まいでした。
line_oa_chat_240825_211320
line_oa_chat_240825_211326

まぁこんな感じで。尺八二重奏もやりつつ。

まったくやったことないけど楽譜はなぜかある...みたいな曲をひとつ入れましたが
3日でなんとか形にできたのは、自分の成長を感じるなぁ、とともに
ここ最近感じてる基礎の大事さを思い知らされたのでした。
もっと「いつ声がかかっても、でもこれくらいはすぐにできますよ」
というものを増やしていきたいと思います。

大きな会場でアーティスティックにやるのもそれはそれで醍醐味かもしれませんが、
地域密着型で演奏を聞いてもらうのも同じくらい大事だなぁと思いました。

アコースティック、和楽器の場合は、
音量的にもあまり大きすぎない会場の方が活きるようなきがするなぁ。




お盆ですが、特にお盆休暇というものがあるわけではないので、割と普通に過ごしておりました。

・初盆
 父が6月に急逝。ということで初盆でした。身内だけでひっそりと行いました。
 長い入院生活の上...ということではなく本当に急でした。
 本人も家族もそういう意味では苦労しなくてよかったのかな、
    と思いますが直前まで元気だった分、気持ちの整理が追いつきませんね。
 SNSなどに投稿しようと思いましたが、直接知らない人も増えてきたので
なんとなくそちらに投稿する気が起きず、ブログを見にきた人だけ知ってもらえたらいいかなぁ、と思い記しています。
 まだ、よく父の事を思い出したりしますし、時折気持ちがふわふわしますね。
祖父母やもっと遠い親戚が亡くなった時とはやはり違うんだなぁ、という感じです。 

・ソロギター動画投稿 
 今週の金曜ロードショーはトトロらしいので、長い間塩漬けになっていた曲を録音しました。
 

 前は録音を途中で諦めるレベルの難易度でしたが、
 とりあえず動画あげても良さそうな段階にはなったのでアップしました。

あとちょっとのところで手を止めているたくさん塩漬けがあるので、
    どんどん取り出していきたいと思います。

・都山流尺八本曲コンクール (中国ブロック大会)
    6月に広島県大会を上位で勝ち抜けたので8月18日に岡山での2次予選に参加。
 今年は5位入賞もできませんでした。
 演奏力は昨年より上がって、万全な体制だと思ったんですが、本番で色々と崩れてダメでした。
 本番に臨む上で技術以外の何かの手順を間違えているのでしょうか、正直凹むのですが、
「1曲を細かい音のニュアンスまで含めて追求する」
「アウェーで勝負する」

なかなか今の自分の環境だとできにくいことに挑戦する機会になっているので
ヨシとしましょう(本当は勝ちたかったけど)

自分では頑張ってるつもり、でも側から見ると全然見えてないよ、ってことが結構あったりして、
それに一つでも二つでも気づけたら収穫です。

尺八の練習しているつもりなのにギターが上手くなったりしてますから。
指を動かしたり、楽器を吹いたりとかいう楽器の操作ではない、
もっと根っこにある部分をちゃんとトレーニングした方がいいですよね。

  

この10日間くらいはたくさん動画をアップしました。久しぶり。

最近はギターに関しては基礎や部分練習を
効率的にできるようになってきたので少しペースが上げられている
ような気がします。
尺八はまぁ、数稽古的な意味合いもあります。
10分越えの曲だと最後ら辺明らかに疲れてます(笑)











ソロギター3曲、尺八1曲。

昔、ソロギターを一週間に一曲アップする、というのをやっていましたが...

100曲以上は動画を作った気がしますが、
レパートリーになってるのは10分の1くらい。

その経験がどれだけ力になったのだろうか...動画の数は積み上がったけど
いまいち自分では実感できなくて、
ここ数年でやり方を変えました。

・やっと弾けた!くらいのレベルで動画をアップしても、時間が経ったら忘れる
・レパートリーになった曲でも、曖昧なところを曖昧にしたまま弾き続けても永遠に曖昧なまま

そんな感じで、舞台やライブで演奏したところで、なんとなく自信がないまま時間が過ぎる...
という状態が続いていました。

一方...10代の頃に一生懸命覚えた曲、というのはそれなりに弾けるし、
忘れていても少しやったら思い出せる。

ゲームでいうと自分の場合
・スーパーマリオブラザーズの1-1の最短クリア方法を指が覚えている
・スーパーマリオカートの最初のコース(マリオサーキット1かな)を1分切るくらいで走れる。
このくらいは20年,30年ぶりにプレイしたとしてもそれなりにできます。

このくらいやって初めてマスターした、と言えるのだろうな、と。

ちゃんとやってる方からしたらごく当たり前の事を書いているだけなのですが、
当たり前の事を明文化する、ちゃんとやり遂げる、ってなかなか難しい。

当人からしたら当然のことだからわざわざ文字にして伝えるまでもないんでしょう、という感じ。

脱線しましたが、

要は、もっと技術力の土台をしっかり作ろう、ということでした。
基礎ですね。

これくらいならいつでも、一か八かじゃなくていつでも80点以上のクオリティでできるよ
というものをもっと増やしていかねばならん、と思ったのでした。

メカニカルな基礎練習もそうですが、曲の一音、一音
隅々まで把握してコントロールできるようにしたいところです。

まだまだマスターしたい曲は無限に控えてるのでのんびりやってたら終わらない。

このページのトップヘ